先週の土曜日、子育て講座「どんなパパ、ママでも大丈夫!」と題して、心屋認定カウンセラーのいかり屋 広恵氏の講座を開催しました。
土曜日開催とあって、市内各地からたくさんの申し込みがあり、ご夫婦で参加して下さった方も多く嬉しく思いました
保育士としての豊富な経験や心屋認定カウンセラー以外にも、子どもの心コーチングアドバイザーとしてもご活躍されていることから、様々な視点からお話し下さいました。一部ご紹介いたします!

意識、無意識という心理学的な側面からのお話しは、なるほど納得〜!!でした
普段私たちは意識してやっていることと、無意識でやっていることはどれだけあるのか?という問いかけがありました。
意識してやっていることは、ナント!3%、無意識でやっていることが97%だそうです。
例えば、信号を見て赤は止まれ、青は進めというのは、それほど意識しなくてもできていますよね。
では、乳幼児の子どもにとってはどうでしょう?
目先に何か興味のあるものが飛び込んできたとすると、たとえ言い聞かせていたとしても、突拍子もない行動をすることがあります。
これも無意識で行われていることなのだそうです。
そして、ついつい・・「だ・か・ら!言ったでしょ!!」と言ってしまったりします

では、こうした場面ではどのように対応したらいいのでしょう?
「あぶないよ!赤はわたっちゃダメだよ!」と言ってしまうかもしれませんが、
「あぶないよ!赤は止まれだからね♪」と言ってあげたほうが子どもにはわかりやすく、受けとめやすいということ。
つまりは否定的な言葉ではなく、肯定的に言ってあげるといいそうです。
「うるさくしちゃダメよ!」ではなく→「静かにしようね♪」というように

参加された方々でそれぞれの子育てについても話してもらいました。
初対面の方同志でも、子育てトークになると盛り上がりましたよ〜〜♪
普段からこうしてお互いのことが話せる場があるといいですね

その中でいくつかの質問や相談に先生がお応えしてくれました。
先生は質問に対して「その問題は子ども自身が困っていることなのか?誰が困っていることなのか?」と問いかけました。
子どもが集団生活の中でルーズだったり、協調性がないと感じて心配になることありますよね。
しかしながら、それも子どもなりの考えがあってやっていることかもしれませんし、子ども自身はあまり不自由を感じていないかもしれません。
実はお母さん自身にとって都合が悪いということはないでしょうか?
子どもと親の立場としての自分をすみわけして考えてみると、意外にも客観的に、自分も子どもも、お互いを個人として敬い、尊重できるのではないかと思いました。

社会通念上こうあらねばならない、親としてはこうあるべき、と思う事もありますが、基本は子ども自身の気持ちはどうなのか、あるいは夫婦であっても夫や妻の気持ちはどうなのか、それぞれの気持ちに寄り添うことが大事だと思いました。
「正しいか、間違いか」ではなく「好きか嫌いかでもいい」・・この言葉が私は一番心に残りました
そして、最後は心屋仁之助先生の歌を聞いて、「たまにはランチだっていいじゃない〜♪」なんて歌詞に勇気づけられて、「私はこれでいいんだ♪」と気持ちがラクになりました。
時には子どもとちょっと距離をおいて、パパやママの自分の時間が必要だと思います。
またこのような機会をもうけたいと思っていますので、お楽しみに~!