育児は満点を目指さないで

子どもの「花」が育つとき(小学館)  内藤 寿七郎:著 より

あるとき相談に見えたお母さんは、「赤ちゃんに、にっこり微笑みかけなくちゃ、と思っても、イライラしてできないんです」と大変悩んでおられました。いいお母さんになろうと、育児書どおりにやろうとしているのに、それができない。焦燥感ばかりがつのってくると言います。そのとき、私は「育児はいつもいつも、育児書どおりの100%完全なものを目指さなくても、いいんですよ」と申し上げました。赤ちゃんは、ちゃんと育っていくものなんですよ、と。

育児は次から次へと、やらなくてはならないことがたくさんありますが、疲れたときは、あれもこれもやろうとしないで、いま赤ちゃんがいちばん必要としているものは何かを、まず考えてみましょう。赤ちゃんは、お腹がすいているのかもしれません。濡れたおむつが気持ち悪いのかもしれません。赤ちゃんが、いまいちばんしてほしいこと、それだけをする。それ以外のことは、思いきって手を抜いていいのです。

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