6歳~の絵本です。
『だんごどっこいしょ』 大川 悦生/作 長谷川 知子/絵 ポプラ社 1975
子どもならではのかわいらしい言い間違いがくすりとおかしい、民話をもとにした絵本です。
ばあちゃんからおつかいを頼まれ、おばさんのところに行ったずくは、ごちそうになっただんごがあまりにおいしくて、帰ってばあちゃんに作ってもらおうとします。
帰り道、忘れないように「だんごだんごあまくてからいだんごだんご」と繰り返すずく。その途中で小川を飛び越えようと「どっこいしょ!」と言うと・・・だんごのことをとんと忘れて、「どっこいしょどっこいしょあまくてからいどっこいしょ」と繰り返してしまうのでした
案の定家に帰ると、ばあちゃんに「どっこいしょ、こさえておくれ」と言ってばあちゃんを困らせてしまいます
動き出しそうな勢いのある鉛筆で描かれた絵も見ごたえたっぷりで、食欲の秋にぴったりの一冊です(by yuko-rin)