6~歳向けの絵本です
『10までかぞえられるこやぎ』アルフ・プリョイセン/作,山内 清子/訳,林 明子/絵 福音館書店 1991.7
数を覚えたばかりの子ヤギが10まで数えられるようになりました。子ヤギは、まず自分を「ひとつ」と数えます。次に出会った子ウシのことも数えます。「ぼくでひとつ、きみでふたつ、1、2」勝手に数えられた子ウシは、泣いてかあさんウシに話します。すると、子ヤギは「ぼくでひとつ、こうしでふたつ、かあさんうしでみっつ1、2、3」
つぎにとうさんウシ、ウマ、ブタ・・・どんどん増えたみんなが辿り着いた先は船の上。さあ、たいへん船は全部で10人乗り。何人乗っているか、だれか数えてくれ、と船長さん。数えたのは、そう、子ヤギです
赤いベストを着た子ヤギが得意そうに「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」と数える様子に、きっと子どもたちも共感することでしょう。きみはいくつまで数えられるかな?(by ishi)