横手市では、間もなく梅雨明けの時期を迎えますが、これから8月にかけて熱中症の発生がピークを迎えます。
熱中症は、高温多湿な環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調整機能がうまく働かないことによって、体内に熱がたまり、筋肉痛や大量の発汗、さらには吐き気や倦怠感などが現れ、重症になると意識障害などが起こる症状です。
環境に加え、個人の体調等の影響が組み合わさることにより、熱中症の発生率が高まりますが、子どもは体温調節機能が十分発達していないうえ、夢中になって遊んでいると暑さに気づかないこともあります。また、乳幼児は「暑い」と訴えることもできません。
晴れた日は地面に近いほど気温が高いため、子どもは大人以上に暑い環境にいます。ベビーカーに乗っているだけでも暑い状態におかれます。子どもの様子をよく見ながら、こまめに水分補給を行いましょう。
駐車中の車内へ子どもを置いたままにしておくことは絶対にやめてください。