図書館からのオススメ絵本 ~vol.201~

0~2歳向けの絵本です

『10ぱんだ』

岩合 日出子/ぶん 岩合 光昭/写真 福音館書店 2007年 Eイ

 

表紙をめくると、するどい爪で細い木を器用に登るパンダが1匹。次のページではクローバーの野原で仲良く寝転がるパンダが2匹。それぞれのページには、「らくらく木のぼり1ぱんだ」「のはらでのんびり2ぱんだ」と、数を数える文章が添えられています。かわいいパンダといっしょに数字に親しむ写真絵本です。

いきいきしたパンダの写真はテレビ番組の「世界ネコ歩き」で有名な動物写真家の岩合光昭さんが、思わず音読したくなるリズミカルな文章は奥さんの日出子さんが担当されています。

パンダたちはページをめくるごとにどんどん増え、最後には10ぱんだ!どこを見ても丸っこいぬいぐるみのような姿を楽しめます。

実際のところ、パンダはほかのクマの仲間と同じく、野生では単独行動をする生きもの。同じ場所で何頭ものパンダたちがころころ転がっている姿が見られるのは飼育下ならではの貴重な光景かもしれません。

 

今年の1月末に上野動物園の双子パンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」は中国に帰り、日本の動物園からはパンダがいなくなってしまいます。少し寂しいですが…絵本や図鑑を眺めながら、いつかまた出会える日を待ちましょう。(yam)