図書館からのおススメ絵本 ~Vol.138~

6歳~向けの絵本です

『かさぶたくん』やぎゅうげんいちろう/作 福音館書店 2000.1

この本の主役は「かさぶた」です。とても大事な役割があるんですよ。絵本は「とりたいなあ、とりたいなあ、かさぶた、とりたいなあ」という言葉で始まります。かさぶたができると大人でも気になってしまいますよね。「どうしてできるの」「取ったらだめなの」などの子どもたちの疑問を解決してくれる一冊です。

登場するのは、膝小僧をすりむいてできたかさぶたや、靴擦れのあとにできたかさぶたなど。子どもたちが、自分の体にできたかさぶたを自慢しあいます。

そして、子どもたちはかさぶたの正体を想像してみます。ごみみたいと言う子もいれば、薄いから紙みたいと言う子もいて、子どもらしい発想がいろいろ飛び出します。

かさぶたの本当の正体は、血の固まり。いつもは体を流れている血が、けがをしたときに傷口で固まるのです。かさぶたは「傷のふた」になって、体の中にばい菌が入るのを防いでくれます。そして、かさぶたの下では、新しい皮膚が作られるのです。(36)

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